●ビジネス関連
『懐石料理にみる売る仕掛けづくり』
京都行くと懐石料理ってのがあります。
この懐石料理はどういうものかというと、
少ない材料で、高い金をとろうという、
仕掛けのもとにつくられているんです。
いちいち出すときに、
この鱧(はも)はどこの海峡で獲れてとか、
このじゃがいもはどこで採れたじゃがいもでとか、
この菜っ葉はどこの菜っ葉でとか、
いちいち言われると、
えらくいろんなとっから持ってきたような気がするけど、
買い物してる場所は市場、
いちばって決まってんだよ。
一箇所でそろうんだけど、
いちいちいうんだ。
量は少ないんだけど、
入れ物はデカイんだ。
人間は一回500円のもんとか1000円のもん喰ってるやつもいるけど、
50倍とか100倍の収入あるやついるんだ。
別に1回づつ2万円出したってかまわないやつもいるんだけど、
金持ちだからって、人の20倍のメシ喰っちゃうわけにはいかないんだ。
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